こんにちは、三条市の地域おこし協力隊として7月1日に着任した、一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクト（空活燕三条）の阿部晏菜（あべはるな）です。岩手県出身で、宮城県の大学を卒業後、前職では宮城県大河原町と山形県山形市で工務店の施工管理として3年間勤務していました。現場での品質管理や工事業者の手配、工程管理を担当していました。これから協力隊として活動を始めますので、どうぞよろしくお願いします。
工務店で3年間現場中心の仕事をする中で、将来について考えたとき、大学時代に経験した空き家や倉庫の再生プロジェクトを思い出し、地域の空き家に関わる仕事をしたいと思い現職に就きました。空活燕三条では、空き家の所有者やイベントに参加する地域の方々と交流し、空き家に関する相談を受けられるよう努力していきます。
三条市の魅力
三条市に移り住んで感じたのは、ユニークなスーパーの名前や素敵な昔ながらの路地、そして美味しいコーヒーやご飯など、日々の生活で楽しい発見が多いことです。特にお気に入りの珈琲屋さん「KKVEL」では、酸味が強くフルーティーで軽やかなコーヒーが楽しめ、週に一度のご褒美にしています。また、下田地域の道の駅「漢学の里」のレストランでは、あっさりした和食を楽しみ、安くて新鮮な野菜やデザートも魅力です。
新潟県三条市に移り住んで間もないので、休日にはドライブやイベントに参加しながら、少しずつ地域の魅力を知っていきたいと思っています。
仕事内容
現在、市役所と連携して「三条市空き家・空き地バンク」の掲載や案内を行い、下田地域の約80年の農家民宿「Sanju～燕三条古民家の宿」の整備、空き家の家財道具の運び出し、各種空き家イベントなどを進めています。
農家民宿「Sanju」では宿泊者向けに蚊帳の設置が完了しました。今後はエアコンの設置や備品の準備を進め、夏の猛暑日にも対応できるよう各種設備を整えていきます。
7月から農家民宿「Sanju」のInstagramを担当し、日々の投稿やイベント情報を発信して宿泊者を増やす努力をしています。また、嵐南地域での倉庫から残置物の運び出しを行い、回収した物品を販売するサービス名 「REYOO」としてイベントで販売しました。今後もイベントで販売を続ける予定です。目標として、空き家を現状のまま次の利用者に引き継ぐこと、改修して活用し空き家の可能性を広げることを掲げ、三条市の空き家問題解決に取り組んでいきますので、よろしくお願いします。