家の未来、想像できていますか?

三条市は民事信託制度の利用を支援しています

三条市は民事信託制度の利用を支援しています

両親が病気に!田舎の家はどうしたらいい?

三条さん

急に田舎で暮らす母親が病気で施設に入ることに・・・
父は数年前に他界してしまったし、残された家はどうしよう?

三条さんのような事例は誰にでも起こる可能性があります。 その時、親の財産をどのようにするか考えなければなりません。 認知症のような判断能力がないとされる病気の場合、相談することもできません。

もしもの時に備えて、財産管理の方法や制度を学び、事前に対策を講じておくことが重要です。 財産保有者が判断能力のない状態になってしまったとしても、財産保有者本人の承諾なしに家を売買することはできません。

売買や譲渡もできず、そのまま誰も住まなくなった家は「空き家」とよばれます。

そうなる前の対策のひとつが、民事信託制度です。

民事信託制度とは?

民事信託制度とは、信託者(財産を保有する人)と受託者(信頼できる親族など)が信託契約を結び、財産管理を託すことができる制度です。認知症などで判断能力がなくなってしまう前に契約することで、信託者の意思を尊重することができます。

民事信託のポイント!

① 生前の財産管理ができる

② 財産の管理・処分権限と受益権の分離ができる

③ 遺産相続の分割を詳細に決められる

④ 3代先まで相続先を決められる

⑤ 相続後に残された家族の生活を保障できる

民事信託制度を普及するために、広報にご協力ください

三条市在住 AKОさんインタビュー

「制度を利用できる状態でいることが大事です。」

民事信託利用のご経験をインタビューさせていただきました!

支援金をご活用ください

民事信託をご利用された方で普及活動にご協力いただいた方に謝礼金5万円をお渡ししています。
民事信託ご利用の経緯、ご感想のインタビューのほか、SNSなどで公開させていただきます。

空き家は危険?

空き家になってしまったものの中には、適切な管理がなされず、地域住民の生活環境における防災や衛生、景観上で様々な問題を引き起こしているものがあります。

「雑草の繁茂」、「野生動物の繁殖」など衛生面や景観の悪化のほか、「外壁材や屋根材の落下」、「家屋の倒壊」など保安上危険な状態となり、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼします。

空き家には可能性がいっぱい!~ 空き家の活用事例 ~

空き家を住宅として貸し出すことや、改修して貸店舗として利用することができます。

三条市には「空き家改修事業等補助金(新規出店事業)」や「移住定住支援補助金」があります。(詳しくはこちら

『sanpo』靴下中心の雑貨屋さん

三条市まちなかエリアにある靴下を中心に取り揃えたまちの身近な雑貨屋さん。

「空き家改修事業等補助金」を利用して空き家を改修し、誕生しました。

『星野商店』アンティーク古着屋さん

商店街にある住宅だった空き家を「空き家改修事業等補助金」を活用し、小売業店舗として改修しました。古着屋アンティーク雑貨を扱い、衣料品のリペアもできるお店です。

空き家を活用するために民事信託制度で事前の対策を!